「1.5次会」という結婚式を知っていますか?
友達の結婚式で出席したことがある!と言う人もいるかもしれませんが、これから1.5次会をしてみたいという人の参考に、1.5次会がどんな結婚式なのかをご紹介します。
結婚式との違いは?
一般的な披露宴の流れ
日本の多くで見られる一般的な結婚式は、両親・親族・友人・人によっては職場の人が集まり、コース料理を食べてもらいながら、新郎新婦のスライドやケーキ入刀、両親への手紙を読んだりする時間を過ごしますよね。
そして披露宴の後は友人だけで二次会という流れの人も多いのではないでしょうか。
つまり、一般的な結婚式の流れはこちら
- 挙式両親・親族・友人がいる前で誓いの言葉を述べる式
- 披露宴飲んだり食べたりしながら、ゲストと話す時間。ケーキ入刀や両親への手紙などを主にする。
- 二次会新郎新婦・友人だけでワイワイと楽しむ時間。幹事を友人にお願いしたり、景品を用意してちょっとしたゲームとしたりと楽しい時間を過ごす。
このように披露宴は大まかな内容が決まっていることが多いです。
もちろん新郎新婦オリジナルのイベントを挟むこともありますが、親族がいたり職場の人がいる場合は割とかしこまった形でする人が多いです。
1.5次会はどんな形?
上記の披露宴のように1.5次会には決まった形がありません。
1.5次回は名前にもあるように、1次会(披露宴)と2次会の間という意味なので新郎新婦が好きなように内容や雰囲気を考えることができるのが特徴です。
- 厳かな雰囲気披露宴両親・親族・職場の人・友人がゲスト。コース料理、引き出物などを用意。ご祝儀制で主に行われる。
- 好きな雰囲気作りが可能1.5次会呼ぶゲストも自由。会費制で主に行われる。(ご祝儀も可)コース料理orブッフェも選択可。行いたい内容も自由。
- カジュアルな雰囲気二次会幹事をたて、会費制。立食で行われゲームなどのイベントが主に行われる。友人だけなので飲み会のようなカジュアルな雰囲気で楽しめる。
1.5次会は新郎新婦の自由にできるので、披露宴のような雰囲気に寄せることも、二次会のようにカジュアルな雰囲気にすることもすべてが新郎新婦次第です。
1.5次回はこんな人におすすめ!
- 形にとらわれず自分達らしいオリジナルな式にしたい
- 緊張するので披露宴は苦手だけど式はしたい
- 親族同士が遠いので、一か所に集まるのは難しい
1.5次会は「自由」なので、どんな悩みも解決できるのがポイントです。
例えば、お互いの親戚同士が九州と北海道で遠く、金銭的にも大変になってしまう場合、親戚についてはそれぞれの場所で簡単な食事会をし、友人だけを呼んで結婚パーティーをしたい。
職場の人を呼んだり、両親への手紙を読んだり、メインになりすぎると緊張するので、もっとカジュアルなパーティーにしたい。
友達からご祝儀をもらったりと、友達の負担を減らしたいので会費制でしたいけど二次会のようにカジュアルすぎるのはいやだ。
など、ゲスト面や金銭面といった様々な悩みを解決することができます。
1.5次会の例
筆者が参加したある友人ひつじさんの1.5次会の例をご紹介します。
ひつじさんは夫と実家同士がかなり遠く結婚式をした場合、呼ぶだけでもかなりの費用がかかってしまいました。
まだまだ若いふたりだったので、披露宴のようにお金はかけず費用は抑えられるだけ抑えたい。
ちょうど周りも結婚ラッシュで自分の経験からも、友人にご祝儀などの負担はさせたくなった。
また、緊張するのでカジュアルな雰囲気で、かつ結婚式のような雰囲気もきちんと取り入れたかったひつじさん。
そこで彼女は1.5次会を選択しました。
ひつじさんの1.5次会はこんな感じでした。
ひつじさんの目標は、「ゲストに一番喜んでもらえるみんなが来てよかったと心から思える日にする」でした。
- 負担が少ない会費制
- 友人だけを呼んでみんながリラックスできる雰囲気に
- ゲストが集まりやすくアクセスがいい、広さに余裕があるレストラン
- 女性は特にヒールを履くので、着席して食事をする
- ブッフェだと足りなかったり、動かせてしまうのでコース料理を提供
- 新郎新婦の地元のものを引き出物代わりに一人ずつ用意
- ムービーにはゲスト全員を登場させる
- ゲストとたくさん写真を撮る機会を作る
- ゲストも参加できるイベントを入れる(各テーブルでケーキの飾りつけ)
- お見送りギフトには手書きメッセージのタグをつける
1.5次会に参加した感想
実際に参加した筆者の感想としては、今まで参加したことがない結婚式で参加している方もわくわくする1日でした。
まず、会費制なのでご祝儀を気にすることもなく負担もかなり少なかったです。
レストランに関しても二次会になってしまうと、人数の割には会場に余裕がない、ということが多かったので、彼女の選んだレストランは広く天井の高さもあったのでよかったです。
また披露宴とは違い友人だけということが大きかったです。
披露宴だと両親や親族、職場の方がいるので友人のゲストも賑やかにという感じではなかったのですが、友人だけだと同窓会のように盛り上がるところはしっかり盛り上がり、感動する部分では感動し、と2時間のパーティーの中で様々な表情がありました。
ワイワイと学生時代のような雰囲気になったり、新郎新婦の思いを感じて感動する部分をきちんと感じたりと、どちらの感情も持てたことは印象に残っています。
また、ケーキ入刀では今までの披露宴とは違い新郎新婦のアイデアが光っていました。
なんと各テーブルごとに白いケーキと、デコレーション用のフルーツやチョコペンが用意されたのです。
できたケーキを新郎新婦が回りそのテーブルのゲスト1名にサプライズバイトしてくれました。
これはゲストも参加できたのでとても楽しい時間でしたし、各テーブルでケーキと共に写真も撮ってくれたので記念になりました。
このようにひつじさんの1.5次会はゲストを喜ばすたくさんのアイデアが光ったパーティーでした。
1.5次会でゲストにとっても特別は日に
ひつじさんの例のように、1.5次会は自由に内容を考えることができます。
1.5次会ができる会場は持ち込みができる場合も多いので、手作りがしたい新郎新婦にもぴったりですし、費用面でもかなり節約できます。
披露宴ではないので、場所も割と好きなところで考えることができますし、オープンキッチンのレストランで、海が見える場所で、など選択肢も多いです。
オリジナル感あふれる結婚パーティーは、ゲストにとっても新鮮で印象に残る1日になるはずです。
ふたりにとっても特別な1日を、ゲストにとっても印象に残る素敵な1日にしてみませんか?
1.5次会のできる会場を探してみる
(1.5次会の会場やフェア情報がある1.5次会.comのサイトに飛びます)