日記ブログ「北海道×九州が生み出したもの」#2
夫がこの前の土曜日に、幕張で行われていたFate/Grand Orderのイベントに行ってきた。
わたしはフェイトについてはよく知らないのだが、
夫はこのフェイトで一喜一憂している。
「当たった!当たったよ!」
と、スマホゲームのフェイトで一番欲しい人?カード?が出たら、
夫は必ずC-B-Bの『Romanticが止まらない』と歌いだす。
夫も私もサビ?しか知らないのだが、
『だ・れ・か
ロマンティックと・め・て』と
溢れる幸せを私に向かって放出させる。
サビならだれもが一度は聞いたことがあるはず!
夫は運がよくないので、くじのようなものにはとても弱い。
スマホゲームのフェイトのくじ?もようやくくじを引くのに必要なアイテムを集めても全然当たらず、すぐになくなる。
わたしはというと、割とくじ運がよく、
小さい時に近所のホームセンターのくじで2等を当て、超巨大ハムスターのぬいぐるみをゲットした。
あれから20年。
20年間毎日のようにみんなにイスのように座られ、
時には枕として家族に安らぎを与え、
我が家で言うハムちゃんはぺっちゃんこになった。
しかしどんなに薄汚れようとも、超巨大だったのか?というほどぺっちゃんこになろうとも、
ハムちゃんは我が家にとってもはや家族であり誰も捨てようとはしない唯一無二の存在に。
話はずれたが、そう夫はあの台風が接近し、雨風が吹き荒れる中幕張に行ったのだ。
夫はかなりこの日を楽しみにしていた。
その日は一緒に行こうと言っていた花火大会があり、フェイトフェスも1時間ほど早く切り上げて帰る予定だったのだが、台風の為花火大会は中止に。
ラインでそのことを送ると、
目には見えずとも夫はかなりテンションが上がっていた。
その証拠に、普段は節約のためと外食を嫌がるのに、
「花火の代わりに外食しよう!何食べたい?」
と、とても機嫌がいい。
家に帰ると、明日着る服を用意して、持ち物も揃えカバンに入れ最終確認をし、ずっと立ったまま「何か忘れてないかな」とそわそわ。
必ず入れるチケットを持っているから、開場する9時に行けばいいのに、並ぶからとまさかの始発で行くことにし4時に起きるように目覚ましを設定。
別に並ばなくても、絶対入れるんだから開いてから行けばいいじゃんと思ってしまう私が間違っているのか、と思いつつすでに時刻は0時であと4時間後には出発なのだ。
夫はそわそわしつつ、わたしに4時に起こしてと言い残して寝室へ。
わたしはこの日は昼夜逆転によってこの日はオールする予定だったので、1人でテレビ見たりパソコンしたり・・・。
夫はよほど楽しみだったんだろう。
3時に起きてきたのだ。
いつもの朝ならぎりぎりまで寝ている夫が、まさかこんなに睡眠時間が短いのにも関わらず、3時に目が覚めそのまま立ち上がり、「荷物大丈夫かな~」とまだそわそわしている。
どんなデートも、旅行でも、新婚旅行ですら見たことがない夫から溢れ出るワクワク感。
そんなフェイトを生み出した人が気になってしまう今日この頃なのです。