私は早起きが苦手だ。
だけれど、
学校には一度も遅刻をしたことがないし、バイトや仕事にも寝坊して遅刻なんてしたことがない。
そういう集団のものに遅刻する方が苦手だったからだ。
だけど、早起きは苦手。
用事がない時に早く起きるのは特に苦手だし、
用事があっても早起きしないと間に合わないときの前日は不安になってしまう。
ここ最近気づいたのだけれど、
早起きが苦手というより、起きることは起きるけど、
起きてそのまますぐ布団から出るという行為が苦手だったのだ。
遅く寝ても6時くらいにはちゃんと一度目が覚めるし、
なんならばっちり目が覚めているときもある。
だけど、なかなか布団から出れない。
布団は温かいし、二度寝って気持ちいいから。
(それでもみんなは起きているって?)
そんな私が唯一気持ちよく素早く布団から出る方法はきっと一つである。
それは前日にちゃんとお腹を空かせて就寝すること。
最近は妊娠中の体重増加を気にして
あまり夜遅くに食べないようにしているのだけれど(こちらの記事)
18時~19時くらいに夕食を食べて0時くらいになるとかなりお腹が空く。
食事を終えてから6時間くらい経ってるし、
当たり前なんだろうけどかなり空腹。
だけどここで食べたら100%太る。
特に今の妊娠中の状況でそんなことを繰り返したら色々と大変なことになる。
なので私はここから朝食のことしか考えない。
「明日の朝何作ろう」
「明日の朝はチーズ入りのオムレツとソーセージをパリッと焼こう」
という思考で頭をいっぱいにする。
朝に楽しみを持ってくるのだ。
いま我慢している分朝食は絶対美味しい。
布団に入るその時まで「朝食のシュミレーション」をしている。
そうすると朝目覚めた瞬間にまずは朝食が頭に出てくる。
「そうだ!今から私は美味しいチーズ入りのオムレツを作って食べるんだ!」
そうすると、起きてそのまま布団から出れる。
まずはキッチンのケトルに水をいれ沸かし、トイレに行って、顔を洗って手を洗って、そして沸いたお湯をカップに注ぎ麦茶やカフェインレスのコーヒーを飲みながらオムレツ作りの準備をする。
ソーセージをパリッと皮が裂けるまで焼きながら、
横の小さいフライパンでオムレツを作る。
できたオムレツとソーセージと白ご飯が朝の何よりの幸せ。
私は朝に冷たいものが小さい時からなかなか食べられなくて、
中学生くらいのときは夏でも温かいお茶を飲んで学校に行っていた。
間違って冷たい麦茶やヨーグルトを朝に食べると学校で腹痛になるのだ。
今はそんなことはないのだけれど、
習慣で朝は基本的に温かいもの。
だから温かくて溶けているチーズ入りのオムレツとパリッとしたソーセージ、それに白ご飯がなんとも至福。たまらない。
ハムエッグも好きだけど、
今は妊娠中でしっかり卵に火を通さないといけないから半熟で食べたいハムエッグは我慢。
休みの日は温かいフレンチトーストを作ったり、
鮭も美味しい。
前日からしっかり朝食のシュミレーションをすると、幸せな食に対する思いが勝ってすぐに起きることができる。
早起きには前日からの思考回路が大切だ。
まあ、こんなことをしているから夫に「脳みそが脂肪」と言われるんだろう。
でもそれでも朝食は1日で一番幸せな食事であり、一番大切な食事には変わらない。
1日の始まりなんだから。
今晩もしっかり朝食のシュミレーションをしながら寝て、
明日もしっかり起きることにしよう。