映画好きなら一度は体験したい「MX4D」「4DX」。
映画館によく行く人はもちろん、映画は好きだけど自宅でDVDですませちゃう、という人にもぜひ体験してほしいのがこのMX4Dです。
映画館がまるでテーマパークのアトラクションのようになり、映画の世界に自分が入り込んで体験できてしまうんですよ。
そんな4Dですが、「MX4D」と「4DX」という2種類があります。
その2種類の違いと、実際に筆者が体験した感想をご紹介します!
デートにも最適なMX4D(4DX)、必見ですよ!
Contents
4Dって何?
3Dは知ってるけど、4Dはなかなか耳にする機会がありませんよね。
4Dとは、大体下記のようなことを指します。
映画における4Dは4次元のことではなく、通常の映画に加えてシートの振動や可動、風や水飛沫、匂いや煙などの通常の映画では味わえない感覚を与える設備を使用した映画のこと。
引用:http://dic.nicovideo.jp/a/4d
3Dは3次元として捉えている方も多いですが、4Dは4次元ではないんですね。
4次元ポケットのような4次元ではないんですよ。残念。
映画の4Dとは、映画は通常スクリーンで映像を見るだけですが、見るだけではなく実際に体感することができるのです。
これだけ聞いてもちょっとワクワクしてきませんか?
大好きな映画の世界に自分自身が入ることができるのが4Dなんです。
そんな4Dですが、映画館によって主に「MX4D」と「4DX」の2種類があります。
「MX4D」と「4DX」とは
ではそんな4Dを体験できる「MX4D」と「4DX」の違いについてみていきます。
「MX4D」について
MX4Dで主に体感できることは11つです。
- バックポーカー(背中をつつく感じ)
- ネックティクラー(首元に触れる感じ)
- 香り
- 風
- 水しぶき
- レッグティクラー(足元に何かが触れる感じ)
- エアーブラスト(顔に突風が吹きつける)
- シートポッパー(シートの突き上げ)
- ランブラー(地響き)
- 霧
- ストロボ(光・閃光)
下に4DXで体感できることも書いていますが、そこまで大きな違いはありません。
4DXよりもどちらかというと触れられる感触があるということです。
ネックティクラー、レッグティクラーやシートポッパーなど、そのアクションだけ見るとホラーに向いてそうな・・・。
「4DX」について
4DXで主に体感できるのは9つです。
- 座席が上下左右に動く
- 風
- 光(フラッシュ)
- ミスト(水しぶき)
- 煙
- バブル
- 香り
- 雨
- 雷
4DXは触られたり動くというよりも、映画の景色などの場所を体感できるようなアクションが多そうですね。
特に今のところMX4Dにはないバブルというアクションがあります。
MX4Dと4DXどちらにするべき?
体感できるアクション自体は大きく変わらないので、じゃあどちらをみればいいのだろうと迷ってしまいます。
もちろん見る映画によって体感する内容は変わりますが、ネット上の感想をざっくりとまとめると、
4DXは、体感できるアクションの機能自体を楽しんでもらえるように、風や雨などすべての機能を使っていることが多いそうです。
MX4Dは、映画の内容に沿ったアクションをとるようになっており、「すべての機能を!」ではなく映画の世界に溶け込んだアクションになっている感じがするそうですね。
つまり、4Dの機能を体感したいという気持ちが優先か、映画の世界観に自分もしっかり入り込むことが優先かとういことになるわけです。
ただ見る映画によってアクションは変わってきますし、機能自体に大きな差がないことからそこまで気にすることはないですね。
体感した皆さんの感想はこちら
ネットやツイッターの評価を気にしてたら、観たい、気になる映画は楽しめないよ。自分が観たいという気持ちに素直になるべきだよ。昨日、MX4D、3D、字幕版で鑑賞した。ミレニアムファルコンやメカの動きに合わせてシートが動くし、2Dよりも楽しめたよ🤗#ハンソロ #スターウォーズ#スピンオフ pic.twitter.com/z1jZN1iQ7q
— サトシ@関西のどこかで・・・ (@0716Satoshi) 2018年7月1日
[ #MX4D 個人的な感想] #映画ハン・ソロ
宇宙空間での戦闘やビークル、大砲等4Dの恩恵が高い構成だった『最後のジェダイ』と比べるとやや控え目に感じましたが、TDLのスターツアーズ状態が長く続く中、ファルコンに搭乗している没入感が一番印象的でした。
4D体験を試すならSW系をお勧めしたいですね😊 pic.twitter.com/C9yPQHPrxp— KIRODOT_Zeta (@KIRODOT_Zeta) 2018年7月1日
ポップコーンやドリンクは大丈夫?
座席が動くとなると気になるのが、映画のお供であるポップコーンやドリンクなどの飲食です。
いつ動くかわからないからこぼしそうで不安と言う方も多いですよね。
ですが心配はいりません。
ポップコーンを購入する際にスタッフの方が「MX4Dですか?」と聞いてくれます。(TOHOシネマズで筆者が経験済)
MX4Dですと伝えると、こぼれにくいように大きめのビニール袋に入れて渡してくれます。
ドリンクも通常の形ですが、蓋が閉まっているためこぼれないですし、そこまで大きな動きではないのでこぼす確率は限りなく少ないです。
そんな筆者ですが、動くタイミングがわからないMX4Dでのドリンクは「手に持った瞬間に座席が大きく揺れたら・・」「ポップコーンを口に入れようとした瞬間に座席ががくんと下がったら・・」など変な心配をして最初は食べることができませんでした。
終わってみると、全然問題なく食べて飲んでよかったのだと知ることができました・・。
なので、好きなものを買って問題なく楽しむことができますよ!
料金について
料金はTOHOシネマズ(2018年7月現在)で、2Dでかかる費用に、追加で1000円になります。
例えば一般料金が1800円なので、1800円+1000円+100円(3Dメガネ購入代)=2900円になります。
3Dメガネは一度購入している方はそちらをもってくれば使えます。
ない場合は100円で購入になります。
1本の映画を見るには少し高めになってしまいますが、テーマパークのアトラクションのような時間を楽しむことができます。
各映画館の割引サービスの日を選ぶとお得に鑑賞することができますね。
IMAXって何?
ちなみに4Dの上映スケジュールを見ていると、同じように「IMAX」という表記がある映画があります。
IMAXとは、スクリーンが上下左右にとても大きく、迫力がある世界を鑑賞することができるスクリーンです。
一般的なスクリーンで見た場合、スクリーンの外側が見えてしまいますよね?
画面の枠とその周りの壁がしっかり視界に収まるので、画面として認識して映画を見ます。
IMAXのようにスクリーンが大きい場合、視界には映画の世界しか広がらないので映画の中に入ってみるような感覚になるのですね。
MX4Dを体験した感想
筆者はMX4Dでレディ・プライヤー1を鑑賞しました。
座席が初めて動いた瞬間はとても感動しました。
本当にアトラクションのようですし、3Dの映像と映像に合わせて照明が光ったり一度4Dで見てしまうと、座席が動かない鑑賞が物足りなく感じたり・・。
特に印象に残っているのはミスト(水しぶき)です。
「ミスト」という名前だったので本当に細かい水が舞うくらいだろうと思っていたら、顔面に結構な水滴がかかりました。
やはり座席が動くというアクションはテーマパークのようでわくわくと期待感がとてもありました。
そしてMX4Dで鑑賞することを選んでよかったです。
ただ見るだけの映画よりも「楽しさ」はアップします。
例えば初めてのデートにもぴったりですね。
見るだけよりもアクションがあるので会話のネタもたくさん生まれます。
3Dなので鑑賞中はメガネを着用することで、緊張している顔も隠せたり。
終わってから「あの時座席動いたね」「あそこで花の香りしたよね?気づいた?」など盛り上がること間違いなしです。
ぜひ映画館の4Dで、映画の世界に入ってみてくださいね!