突然ですが、炊飯器って便利な家電ですよね~。
もちろんお米を炊く家電ではあるのですが、
炊飯器って本当に便利だな~と実家を出てから感じます。
そんな我が家の炊飯器の使い方についてです。
大学寮でみんなやってた炊飯器ケーキ
大学入学と同時に上京し、ひとりひとつの炊飯器を持って私は大学の女子寮に入寮しました。
男子寮は食堂があったのに、
女子寮は自炊だったんですね。
料理くらいできるようになれってことですか?
というわけで、
入寮の持ち物欄には「炊飯器」がありました。
最初は「本当に全員ひとりひとつの炊飯器なんて持ってきてるの?」と思って入寮前に知り合いの先輩に確認しましたが、当然のようにみんな持ってるよ、と。
3合炊きのシンプルな白い炊飯器を持ち、私も入寮したわけですが、
全員ひとつの炊飯器を持っていました。
オーブンレンジなんて寮にはなく、
そこで流行っていたのが「炊飯器ケーキ」です。
女子寮では寮生の誕生日のお祝いにときに必ずこのケーキが作られていました。
ホットケーキミックスでできた生地を炊飯器に入れて炊くだけ。
なんてお手軽なんでしょう。
ころんと角が丸になった可愛いらしいケーキが寮のド定番でした。
それから一人暮らし、同棲、結婚生活と進化を遂げていく炊飯器料理。
現在の主な使い方はこれです。
時間のかかる圧力鍋として使う
現在はまさにこれ「圧力鍋」
時間を短縮する圧力鍋ですが、具材を柔らかくする圧力鍋のように「具材を柔くするために」たまに使っています。
豚肉の角煮
私の使い方は基本的に夜から始まります。
角煮を夜にフライパンで焦げ目が軽くつくくらい焼き(中まで火が通ってなくてもOK)、
調味料とお肉を炊飯器にいれ、おやすみなさい。です。
1回炊かれて、夜通し保温されたお肉は次の日の夕飯時には完璧な仕上がりです。
保温って素晴らしい機能。
歯がいらないくらいにホロホロ。
圧力鍋のない我が家では、炊飯器でつくる角煮が最高なのです。
火も使ってないので、ほっとけばいいというのもポイントです。
さんまの甘露煮
夫のリクエストで作ったさんまの甘露煮です。
さんまの甘露煮は、とにかく骨までホロホロにしなくてはいけない。
そこで使ったのが炊飯器。
初めてだったので、角煮ほど長時間保温にしなかったのですが、
骨まで食べれるくらい煮こめました。
ただ夫いわく、もう少し骨感なくってことだったので、
次につくる時には角煮同様、夜通し炊飯器に入れようと思います。
さんまにしっかり味も染み込んで、スーパーで売っているさんまの缶詰が家でできるのには感動でした。
手羽元の煮込み
豚肉と同様、一時期ハマリにはまった炊飯器料理が「手羽元の煮込み」です。
安い手羽元と炊飯器に調味料と一晩入れ煮込むだけで、これこそ歯がいらないホロホロに。
食べようとした瞬間に、骨から身がきれいに剥がれちゃうくらいです。
食べ終わると完全に骨しか残りません。
骨からのダシもしっかりでていて、濃い味付けをしなくてもかなり美味しいのです。
一度、ぜひ炊飯器に手羽元を1日いれて欲しい。
夫も好きな料理です。
炊飯器は手の込んだ料理が簡単にできる
このように、炊飯器は煮込み料理を作るのに向いています。
圧力鍋があったりだと炊飯器で作ることも少ないかもしれませんが、
炊飯器でつくるメリットは、
- ほっといていいから、キッチンにいる必要がない
- k前日に調味料と入れるだけで次の日の夕飯が勝手にできているので、前日に作業が終了
この2つです!
でもこの2つが大きい。
次の日のおかずはできちゃってるから、作る必要がないし、
炊飯器は火を使わないから外出している間や寝ている間に具材がどんどん柔くなっていく。
なのに味も染み込んで、身もホロホロだから、
手が込んだように見えるしいいところだらけ。
手羽元を多めの水分で煮込んで、できたものをフライパンに取り出しスパイスカレーを作った時なんて、身はホロホロだし、ダシが全部出ていて旨みがすごいし、なのにその日やったのはスパイスと合わせただけっていう。
本当に炊飯器は、お米を炊くだけじゃない!
そんなの邪道だろ、と言われても、
私はこれからも炊飯器でお肉を煮込みます!
そんな我が家の炊飯器事情でした。
ぜひ、炊飯器で手羽元煮込んでみてくださいね!
感動しますよ~。