【ブログ】再びの台風と思い出

 

今年は日本を襲った台風が多かった。

 

全体的にどのニュースでも台風が来る度に「今回の台風は今年一番の強さで」「とても勢力が強い台風が」「今回の台風は危ないので」と、いつも一番強いと強調されていて、一体どれくらいの強さなのかわからない。

 

 

いや、どれも大きく強く危ないのだろうけど、来る台風に毎回「とても強い」と同じような言葉で言われると「いつもと一緒」という感じがしてしまい危機感が私の中で薄まってしまう。

 

 

それじゃいけない。

と思いつつも、台風にも地震のようにレベルをつけて、大体どれくらいの強さなのかを示してくれるとわかりやすいなぁと思ってしまう。

 

 

レベル1だと、雨と強風とはいかないまでの風だとか、レベル5だから大雨と強風で歩くのも大変で電車も運休になり出歩かないようにしましょう、とか。

 

 

レベルに合わせて危険度と控えるべき行動があればわかりやすい。

 

でも天気予報だからやっぱり難しいのかな。

 

大体の予想でいいので、といってもやはり難しいのかな。

 

 

とそんなことを考えてしまうのはわかしだけだろうか。

前に働いていた会社もそうだったが、日本は強い台風や大雪でも割りと定時通りに出勤が多い気がする。

 

明日は強い台風だって行ってるのに、会社は全然「休みにしよう」も「出勤遅らせよう」も「帰りが危ないから定時より前に早めに帰ろう」もなにもなかった。

 

 

え?うちの会社だけ?

 

 

大雪で明らかに吹雪で「これは帰りがやばい」と思ったときでさえ上司は全然それには触れない。

 

まわりの社員だけが「これじゃ帰りが危ない。帰っていいと言わないなら早退してもいいくらい」と言い始めていた。

 

 

その中でズバズバ発言する女性社員が決定権のある上司に「うちの夫は危ないので会社が帰れと言って、もう帰りついたそうです。こんなに大雪で帰りに何かあったら悪いから早く帰れと言われたので、帰っていいですか」と言った。

 

 

心の中で「その通り!」と思った。

 

 

それでようやく上司も「そうだよね~」みたいな雰囲気になり「他の会社はちゃんとしてるね~」みたいな雰囲気が作られようやく今日はみんな帰っていいよ~となった。

 

 

あ~あの上司との日々は大変だった。

と、こういうネガティブな思い出ではなく、そうそう台風の思い出。

わたしは九州出身なので台風が多い。

わたしが生まれたときも台風だったと聞いた。

 

 

高校のとき台風で学校が早めに終わり確かすぐに学校を出たと思う。

 

風というよりあのときは大雨。

早く終わったのはよかったが、そのせいで親に迎えを頼もうにもまだ仕事の時間で無理だった。

 

 

仕方ない。

歩いて帰るかと確か友達とふたりで歩いて帰った。

 

 

家まではまだまだ遠いし、せめて途中の図書館に寄って勉強してようと家までの中間地点にある図書館に行った。

 

綺麗でよく行っていた図書館、懐かしい。

 

 

 

傘をさしても大雨で、図書館に着く頃にはびしょびしょだった。

 

 

革靴の中の靴下もびしょびしょで、制服は絞れた。

 

 

そのあといつ家に帰ったのか、友達と何を話したかは全然覚えてないのだが、図書館に着く手前であまりにもびしょびしょでふたりで笑っていたのだけは覚えている。

 

それだけなのに楽しかったなという記憶がある。

 

 

びしょびしょだったし、まだ家にも着いていないのになんだか楽しかった。

ふたりで笑いながら意味のない傘をさして歩いたなと思い出す、台風のニュース。

 

 

楽しかった。
あの台風すら青春だったな、といういい思い出。

 

いや、ちがう。

台風は危ないのだから外出を控えて、色々と備えねばと期を引き締めた台風のニュース。